聖ベルナディットの死を痛む記念品 ドーム 大変珍しいものです


奇跡の泉で有名なルルドの記念品ですが、こちらは聖ベルナデット、泉で最初に聖母マリアにあった少女。のちに修道女になり、ルルドの地でなくなります。
このお品は聖女ベルナデットの死を悼んでつくられました。彼女の死体は腐敗せずにルルドで安置されているらしいですが、本当に奇跡の場所ですね。
材質は灰が堆積した石でなんというか石鹸石などと呼ばれている柔らかい石。簡単に削るものです。 削ってそのあと着色。ガラスドームを被せてあります。
跪く修道女の下部分にmort la soeur Bernadette シスターベルナデットの死とあります。おそらく当時ルルドにいた修道女やその関係者がつくって配布したのでしょう。こういったドーム状の飾りは当時のお土産もので、キリストや聖母のものは目にしますが、このベルナデットのものは、おそらく大変珍しい。当時何個も作られたものではないと思います。ベルナデットは1879年にたった35歳で亡くなっています。彼女の遺体は腐敗していなかったので、何度も掘り返されたそうですが、こちらのお品は多分ベルナデットが亡くなった時の記念品だと思います。その後1933年に聖人に認定されますが、時代的に合わないので、製作年は1880年くらいでしょうか。
サイズは縦58ミリ横幅が48ミリで奥行きが25ミリくらい。
珍しいものを扱っている自負はありますが、こちらは本当に貴重。
大切にしてくれる方にお譲りします。
+ + + この商品説明は オークションプレートメーカー２ で作成しました + + +
No.152.001.001