１．柳生但馬守宗矩と親交の深かった沢庵和尚が開山された品川東海寺には新陰流兵法書関係書が多数残されているそうです。その中で、柳生但馬守宗矩が書かれた「新陰流兵法心持」及び「玉成集五ケの身位の事」が原本の写真とともに読み下し文を付けられ、昭和５４年に出版されたものです。
２．元々、弁護士 阿比留兼吉氏が東海寺が所蔵する柳生新陰流の秘蔵の書の中から、この書を見て、当時の東海寺住職 大嶽泰厳氏に「世に出すべし」と提言し、自ら私財を投じて出版されたものとのことです。
３．柳生但馬守宗矩の柳生新陰流兵法書としては「兵法家伝書」が殊に有名ですが、阿比留弁護士の目に留まった、この「新陰流兵法心持」、「玉成集五ケの身位の事」も柳生但馬守宗矩が渾身の力を注ぎ、著したものと思われます。
４．柳生但馬守宗矩が好きで、随分前に古書店より、かなり高額で購入したものですが、発行部数も少なく、あまり出回っていない本であるため、貴重本と思います。 ４０年以上前のものですが、入手後、大切に保管してきたため、外箱には、若干のシミがありますが、書き込み等もなく、綺麗です。
５．柳生新陰流、兵法、武道に関心をお持ちの方、研究されている方にお譲りしようと思い、出品します。
６．発送は宅急便、もしくはゆうパックでお願いします。